青空の北アルプス
新春を迎えるにあたり、元旦高ボッチに向かった。朝起きるとあたりは銀世界。また街は静に夜明けを待っていた。友人と二人で銀世界の道路を爽やかな気持ちで目的地に向かった。
頂上1665mには大勢のファンがもう待機していた。しかし元旦の朝 日の出は6時50分なのに空は真っ黒。待てど暮らせど明るくならず顔がみえない。待つこと60~70分、すると北風の神風が吹いてきて、やっとの思いで明るい空が、そして笑顔の太陽が我々を照らしてくれた。思わずカメラマン達は大きな声でウオーとほえていた。そして振り向けば北の空はカメラの如く青空の北アルプスが浮かんできた。
本当に波瀾万丈な申年の夜明けであったが思い出の1ページであった。さあ新しい一年のスタート。素晴らしい一年であります様祈りながら帰路についた。北アルプスの写真1枚入れて。
(三澤 哲治)