春の訪れ
信州の冬は寒くて長い。節分を通り過ぎ、ひな祭りを迎える頃になると、春が来るのを心待ちするようになります。
そして待ちきれなくなって、早く春を見つけようと外に出かけたりもします。
残雪の中から顔を出している福寿草を見つけました。梅のつぼみがほころび始めたとテレビで流しています。
そして信州の春は一気にやって来ます。
通り沿いの家の庭先にはモクレンの白や紫の花があちこちで見られるようになりました。
サンシュユやレンギョウの黄色い花は元気をくれます。ハナモモやボケの可愛らしい花も見つけましたよ。
ついに桜の花が咲きました。花見に向かう道端にはスイセンの花が列をなして並んでいます。
そして様々な色のチューリップがあちらにもこちらにも咲いています。
やっと春が来ました。この喜びを表すために、チューリップと桜を多重露光で撮ってみました。
(宮原 秀仁)